米国航空会社、首の皮一枚つながった?(オマケ:英文プレスリリースをお勉強)
米国大手航空会社への追加融資が決定
大手航空会社に対し、米国政府による融資が実施されるようです。
ユナイテッド航空(UAL)は、銀行団から50億ドル(5,400億円)の融資を受けることが決定しました。また、アメリカン航空(AAL)も、政府から47億ドルの融資を受けることが決定。
一応、この夏は破産せずに乗り切れそうですね。自分はこの2社の株を保有しているので、久々の明るいニュースに安堵しました。
面白いのが、両社ともマイレージ事業を担保にしていること。航空会社はマイルをホテルやクレジットカード会社に販売し、収益を上げているようで、この事業に資産価値を見出したそうな。。。とにかく、融資が受けられてよかったですね。
(オマケ)英語の勉強:プレスリリースを解読
融資は受けられるものの、今後はどうなるかわかりません。。。
株で損しても、せめて英語力をアップさせてやろう!という意気で、プレスリリースの英語を読んでみます。
今回は、ユナイテッド航空のプレスリリースを見てみます。
Senior Secured Notesとありますから、担保付(Secured)で融資を受けることが決定したということですね。Noteとは、約束手形のことです。また、Senior、つまり優先とありますから、破産した際も、優先的に回収が可能です。
さて、債権の話の次に、ユナイテッドが8月に25,000便を追加する(6月比)とのニュースが出ています。
通常時と比べれば"demand remains a fraction"(需要はまだ少ない)が、”customers are slowly returning to flying ”(顧客は戻りつつある)とのことです。
なんでもいいから、株価回復してください。。。